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3月13日獣害について考えワナ猟を学ぶ集い

2010.06.16 01:53|その他 
湯浅×千松
ここ10年、山から猪や鹿が降りてきて、畑の作物を荒らす「獣害」が深刻です。猪は耕運機よりはるかに畑を掘り起こし、鹿は2mの電気柵を飛び越えてきます。野生化したアライグマもたくさんいます。そこで地元生産者の湯浅さんと2008年に『僕は猟師になった』という本を出版された千松信也さんとの対話が行われることとなりました。偶然、前日にNHK-BSで、千松さんが紹介されたこともあり、関心は高いものがありました。千松さんは「共生」の視点から被害について語ります。湯浅さんについては、生産者のカテゴリをご覧ください。

ぼくは猟師になったぼくは猟師になった
(2008/09/02)
千松 信也

商品詳細を見る


PAP_0090 - コピー
畑にのこる猿の足跡です。

獣害
地元のわな猟師がとってきた猪です。


■湯浅洋次さんの平飼鶏舎■PAP_0282 - コピー
湯浅さんは900羽の鶏を飼っています。昭和20年から養鶏が行われています。

PAP_0332.jpg
鶏舎です。独特のもので、平飼鶏舎といいます。

平形鶏舎 - コピー
鶏舎の説明です。屋根がトタン屋根になっており、空気が太陽によってすぐ暖められ、外部の空気との循環が活発に起こります。したがって鶏糞混じりの淀んだ空気特有の匂いはまったくしません。鶏も自然に近い状態で飼われています。

湯浅鶏舎説明
下に敷き詰められた藁と鶏糞が混ざります。これを堆肥として田やハウストマトに使っています。

自然循環農法 - コピー
安全農産供給センターの三代目の代表取締役であり、戦後の農業運動に足跡を残している久門太郎兵衛さんが書いた理想とした自然循環農法です。拡大してご覧ください。「トリ小屋よりすべてははじまる」とあります。久門さんは、オーストラリアのパーマカルチャーの創始者、ジム・モリソンさんが日本に来た時、初対面で意気投合したという逸話をもっています。


P3140017_convert_20100620003105.jpg
千松さんが、持参の写真をもってわな猟についての説明です。
 

千松さんの話の要旨
  <獣害」とかの関係で言いますと、よく最近里山の崩壊という話があって、その中で、山との境界線が崩れてきているという話がされることが多いですよね。僕がよく思うのは、農業の「獣害」というのと、林業、木の皮はぎとかの被害、なんとなくそれは完全に別物として扱われている印象がとても強い。しかし実は、人間がいるゾーンとケモノがいるゾーンを分けていたのは、里山と言われる地域で、そこの人たちが、山に入っていっていた。林業にしてもそうですし、まきとか炭とか山の手入れとかいうものをすごいして、山のそばで山の中で生活するスタイルが、かっての集落にあったからこそ、鹿にしても猪にしてもそこを超えてさらに農地にまで、侵入してくるというのは少なかったのではないか?と思ったりしています。
 農業を守るというのは、同時に林業というか周辺の山、森自体を今後どう維持・管理していくのか?とすごく密接な関わりがあると
思っています。最近山里暮らしがマスコミで取り上げられますが、山奥に行ってもオール電化暮らしで(笑)、僕みたな素人でも暮らしていけたりする状態の場所が多いんです。しかしやっぱり、本来自然の中で自然の一部として暮らしていた人間の、自然との関わりが見失われてしまった結果、「獣害」の激増が発生しているというところから捉え直さないといけないと思います。
 よく「自然保護」とか言われますが、僕は「自然保護」という発想自体が好きじゃなくて、「保護」という言い方自体、どれだけ人間が偉いんだ?という気がしています。この自然に生かされて自然の一部でしかない人間が、どれだけ、こう・・・。「自然保護」というときに、特に都会に暮らす人たちは、今の日本の自然にいきなり人間が入らなければうまく回るんだとか思っていて、特に熊問題とかでよくヒステリックにいう人が多いんですけど、人間がそこに入るのが犯罪だ、入らなければ楽園としてとして維持されるんだ、という論調が多いんですけど、僕は絶対そんなことはないと思っています。
 そもそも人間もそこに入って、自然の一部として食べ物をとり、もしくは、動物をとり、もしくは取られる、そんな中で自然の一部として生態系を担っていて、それがさらに、植林であるとかやってきて、それによって動物たちも増えているとか、いろんな形で人間が関わった結果が今であって、鹿なり、猪なりの野生動物たちの暮らしというのも当然人間が関わっています。間の手が入っていない原生林というのはほとんどないですから、ここまで関わってきた以上、関わり続けることが、最低限の責任で、ここでいきなり自然で勝手にやってください、といっても責任の放棄にしかならない、という風に思っています。
 僕は猟師という立場を守って考えるということでいうと、猟師というのは豊かな自然がないとやっていけないですね。動物の命は奪いますけど殺しつくしちゃったら動物は手に入らない。そういう意味では自然がなければやっていけない暮らしの一つだと思いますので、その中で猟師になろう、関わろうという方、特に山間部での農業というものと、狩猟というものもしくは林業というものをどういう風にリンクさせて、うまく再び自然の一部である人間がどのようにそこに関わっていけるのか、というのを考えてくれたらすごいいいんじゃないかと希望します。/p>


 
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対話が行われている間、加工場では、昼食のため、千松さんがとった猪と鹿の肉が調理されます。

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鹿の肉です。血抜きを万全にしているため、臭みもありません。

食事
昼食光景です。

わな実地
昼食の後は、千松さんによる持参のワナを使った説明が続きます。

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加工場の裏山に上り、獣道はどこにあるか、罠をどこに仕掛けるかを実地に見ます。

戦国時代山城石垣明智光秀治下 - コピー
裏山には戦国時代の山城の石垣が残っています。明智光秀の治下にあったこともあるそうです。

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地元のワナ猟師の方も参加してくださいました。猪の毛はブラシの毛として現在最も高級であるとのことです。

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終わった後は、古民家の見学も行いました。井戸は現在も使用できます。

千松古い民家
千松さんもお子さんを連れて見学です。(吉永)
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使い捨て時代を考える会は、会の契約農家が集まる京都府南丹市園部町に交流施設として2009年加工場を建設、2010年古民家を取得し、都市と農村との交流の活性化及び農家後継者育成に取り組んでいます。連絡先info@tukaisutejidai.com tel075-361-0222 fax075-361-0251

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